
家づくりで「長持ちしてメンテナンスが楽な外観にしたい」と考えていた私たち夫婦。
そんなときに出会ったのが、ガルバリウム鋼板を使った外壁でした。
人気があって、採用している家が多いことも、背中を押しました。
無機質でスタイリッシュな見た目が好みだったこともあり、建築会社と相談しながら導入を決定。
実際に暮らしてみて、デザイン性だけでなく耐久性やメンテナンスのしやすさにも満足しています。
ガルバリウム鋼板とは?特徴を解説
高い耐久性と防錆性能
ガルバリウム鋼板は、アルミと亜鉛の合金メッキ鋼板で、耐久性と防錆性に優れています。
雨が多い地域でも劣化しにくく、メンテナンスの頻度が抑えられるのが最大のメリットです。
汚れが雨で流れやすく、きれいを保つことができるのが良い点です。
スタイリッシュな外観演出
シャープな直線が活きる外観デザインにもぴったり。
私たちは縦貼りで施工してもらい、スリムでモダンな印象に仕上げました。
色バリエーションとメンテナンス
豊富なカラーバリエーション
意外と知られていませんが、ガルバリウム鋼板はカラー展開も豊富。
私たちは外構や玄関ドアと相性の良いチャコールグレーを選びました。
色味で印象がガラリと変わるので、サンプルを取り寄せて確認するのが安心です。
メンテナンスのポイント
表面に汚れがつきにくく、雨で自然に洗い流される「セルフクリーニング効果」が期待できます。
ただし、細部の接合部などは汚れやすいので、年に1〜2回の点検・清掃を心がけると長持ちします。
デメリットと施工時の注意点
断熱性と遮音性には工夫が必要
金属系外壁全般にいえることですが、断熱性や遮音性はサイディングなどに比べて劣ります。
そこで、私たちは断熱材を厚くすることで対応しました。
提案されたときは、目からうろこでした。
専門家の知識があるからこそ、こうした工夫も実現できます。
熱による伸縮と施工精度
金属は温度変化で伸縮するため、施工時には専用の工法や下地処理が必要です。
経験の浅い業者だと施工不良が起きる可能性もあるため、実績ある建築会社に依頼するのがベストです。
実際に施工事例が多い会社を選ぶ必要があります。
プロに依頼する際のチェックポイント
サンプルや施工例の確認を
選んだ色や貼り方が完成後にどう見えるかを事前に把握しておくことが大切です。
私たちは建築会社から複数の施工例を見せてもらい、最終的なイメージを固めることができました。
メンテナンス計画も一緒に
初期コストだけでなく、将来的なメンテナンスも含めて提案してくれる業者かどうかをチェックしましょう。
長期的な視点でサポートしてくれる建築会社と出会えたことが、我が家の成功につながったと感じています。
ガルバリウム鋼板は、見た目と機能性を両立できる外壁素材として非常に魅力的です。
しかし、素材の特性を理解し、適切な施工ができる専門家の存在があってこそ、その魅力を最大限に引き出せます。
家づくりを成功させたいなら、まずは信頼できる建築会社に相談することから始めてみてください。