
「余計な装飾を省いた、すっきりとした外観にしたい」
——家づくりを始めた私たち共働き夫婦が目指したのは、シンプルモダンな家でした。
ものをあまり持たないようにしていた私たち夫婦、ミニマルで洗練された外観にしようと決めていました。
でも、いざ自分たちで考えようとすると、色の組み合わせや素材の選び方、間取りとの調和など、分からないことだらけ。
建築会社に相談しながら進めていったおかげで、直線が美しく際立つ理想のマイホームが完成しました。
直線デザインの基本法則
凹凸を抑えたシルエット
シンプルモダンの基本は「凹凸をできるだけ抑える」こと。
屋根形状も片流れや陸屋根にすることで、すっきりした外観になります。
私たちも最初は切妻屋根を検討していましたが、プロの提案で片流れに変更し、より現代的な印象に仕上がりました。
開口部の配置バランス
窓の配置も直線的な美しさに大きく影響します。
縦長や横長の窓をバランスよく配置することで、外観にリズムが生まれます。
配置のシミュレーションは設計士の腕の見せ所。
自分たちの希望を伝えるだけで、最適な提案をしてくれました。
配色バランス術(ベースカラー & アクセント)
モノトーンを基調に
シンプルモダンの王道は、白・黒・グレーを基調としたモノトーン配色。
色数を抑えることで、より洗練された印象になります。
私たちは外壁に白を選び、軒天や玄関扉にダークグレーを組み合わせました。
お気に入りの配色です。
アクセントで引き締める
単調になりがちなモノトーンには、木目や金属など異素材のアクセントを入れるのがポイント。
玄関まわりに木調サイディングを使うことで、やさしさと高級感をプラスできました。
相性の良さに驚きました。
光と影の演出テクニック
立体感を出す工夫
直線を活かしつつも、のっぺりとした印象にならないように、軒の出方や窓枠の陰影を意識することが大切です。
FX窓で採光をとったり、、、窓は空気の入れかえだけでなく、外光を室内にどう落とし込むか。
設計士が光の入り方を考えて図面を描いてくれたおかげで、朝夕で表情が変わる魅力的な外観になりました。
夜のライティングも重要
夜の外観演出も忘れてはいけません。
軒下や玄関灯など、最小限の照明でも配置次第で洗練された印象に。
照明計画も建築会社と一緒に考えることで、見た目と防犯を両立できました。
シンプルモダンな外観は、一見簡単そうに見えて実はとても奥が深いデザインです。
直線美や色の使い方、素材の選び方は、プロの目線と技術があるからこそ形になります。
建築会社と一緒に細部まで詰めることで、満足度の高い外観に仕上がりました。