外観カラーで失敗しないための選び方

理想の色だったはずが…現実は違った

新築の外観を決める際、一番楽しみにしていたのが外壁のカラー選び。
私は30代後半の共働き夫婦です。
日常からSNSをチェックし素敵な外観を探していました。
雑誌などを見て、おしゃれなイメージのベージュとブラウンのツートンカラーを選択することに。
ところが、実際に完成してみると、「思ったより地味?」「汚れが目立つ?」と感じることが増えました。
今回は、そんな経験をもとに、色選びで後悔しないためのポイントをお伝えします。


1. 色の印象は環境と時間で変わる

見た目の美しさだけでは決めきれない

住宅展示場やCGでは綺麗に見えた色でも、実際に建ててみると印象が異なることがあります。
天候や周囲の建物、太陽光の当たり方などで、色味は大きく変化します。

チェックポイント:

  • 現地での色見本確認(朝・昼・夕それぞれ)
  • 周囲の家の色とのバランス
  • 光の当たり方や陰影の出方

2. メンテナンス性と汚れの目立ちやすさ

色によって違う「汚れ方」

ホワイト系や淡色は、清潔感がある反面、雨だれや土ぼこりが目立ちやすい傾向があります。
うっすら緑色になる、コケなども気を付ける必要があります。
逆に濃色系は色あせや熱の吸収、鳥のフンなどに注意が必要です。

チェックポイント:

  • 地域の気候や立地条件に合わせた色選び
  • 自浄作用のある外壁素材の検討
  • 定期メンテナンスのしやすさ

3. 流行よりも“飽きにくさ”を重視

10年後も気に入っていられる色か

トレンドカラーを取り入れるのも良いですが、年月が経つと流行が変わり、古さを感じてしまうことも。
今、目立って流行っているということは、過去には流行っていなかったわけで、、、
廃れる日もくるかもしれません。
無難でも落ち着いた色味は長く愛せる傾向があります。

チェックポイント:

  • モデルハウスの過去色と現在の比較
  • 配色バランス(ベース色×アクセント色)
  • 家族の意見を反映して決定

まとめ:プロの提案を取り入れて納得のカラー選びを

外観カラーは家の印象を左右する大切な要素。
失敗を防ぐには、カタログやネットの情報だけでなく、建築会社のプロのアドバイスを活かすことが重要です。
私たちも、最初からプロに相談していれば…と感じる場面が多々ありました。
無難を好む自分だったと、今回思いました笑
納得の外観に仕上げるためにも、ぜひ専門家の視点を取り入れてくださいね。