季節を楽しむ植栽計画季節を

四季を感じる外観づくりのヒント

「季節を感じる庭にしたいね」と話しながら始めた我が家の外構づくり。
私たちは60代の夫婦、子供が独立し、これからは夫婦でゆったりとした時間を過ごすのが楽しみです。
今回は、日々の暮らしに四季の彩りを添えてくれる植栽について、プロの力を借りながら計画を立てた話を書きます。

春から冬まで楽しめる木の選び方

まずはメインとなる樹木選び。
外構業者に相談したところ、季節感を感じやすい落葉樹や花の咲く木を中心に提案されました。

  • 春:ハナミズキ、ジューンベリー(花と新緑)
  • 夏:ヤマボウシ、アジサイ(涼しげな葉と花)
  • 秋:モミジ、ナツハゼ(紅葉が楽しめる)
  • 冬:ソヨゴ、ナンテン(常緑と実で彩り)

年中どこかに見どころがある植栽は、毎日の生活に変化を与えてくれます。
もし、植栽が素敵なお家があったら、なんの木なのか、調べてみると良いと思います。

季節ごとに彩りを添える低木・下草

そして、「木だけでは物足りない」と思い、足元の演出にもこだわりました。
プロが勧めてくれたのは、

  • クリスマスローズ(冬〜春)
  • ラベンダーやブルーサルビア(初夏)
  • ミスキャンタスやギボウシ(日陰対応)
  • セダム(乾燥に強いグラウンドカバー)

これらは、手入れしやすく、季節ごとに違った花や色合いが楽しめるので、庭に出るのが楽しくなりました。
庭というキャンバスに、高低差、奥行き、いろいろな位置関係で植栽があると、一気に庭が美しくなりますよ。

メンテナンスとバランスの重要性

それでも、植栽は手入れが大変そう…と思われがちですが、プロに相談することで手間を抑えながら楽しめる工夫がたくさんあります。

  • 成長がゆるやかな品種を選ぶ
  • 落葉の少ない樹種を配置
  • 自動潅水システムの導入

これらのおかげで、庭の管理に追われることなく、四季の変化だけをゆったりと楽しめる空間になりました。
虫が付きやすいかなども、聞いておくと良いと思います。

まとめ:植栽計画もプロに相談が正解

「ただ植えるだけ」で終わらないのが植栽計画の難しさ。
成長や季節ごとの変化を見越した提案は、素人にはなかなか難しいものです。

プロに相談することで、自分たちのライフスタイルや庭の条件に合った植栽プランを立てることができ、結果的に満足度もぐっと上がりました。

四季を感じる庭にしたい方こそ、外構のプロと一緒に植栽計画を立ててみてはいかがでしょうか?