
家を建てた当初は「昼間の見た目」ばかりを気にしていた私たち。
しかし、住み始めてから気づいたのは「夜の家の表情」でした。
外から見ると真っ暗で少し寂しい…。
そんな思いからナイトライティングをとり入れることを決意しました。
結果的に、玄関やアプローチが明るくなり、防犯面でも安心。何より、毎晩帰宅時にほっとできる雰囲気が生まれ、暮らしに彩りが加わりました。
ナイトライティングの基本演出
明暗のバランスがカギ
夜の照明は明るくしすぎず、必要なところを効果的に照らすのが基本です。全体を照らすのではなく、ポイントごとにスポットをあてることで陰影が生まれ、立体的な外観に見せられます。
ゾーニングで印象アップ
玄関・アプローチ・植栽・外構など、照らすエリアを分けて考えると、計画が立てやすくなります。我が家では、玄関周辺にはやわらかい電球色を使い、足元にはLEDの間接照明を配置しました。
照明器具の種類と光色選び
スポットライトと間接照明
スポットライトは植栽や壁面を美しく照らすのに適しています。
一方で、アプローチや階段には埋め込み型の間接照明がおすすめ。
目に優しく、安全性も向上します。
光の色温度を意識
温かみのある電球色(2700K前後)は落ち着いた雰囲気に。
クールな印象を出したい場合は昼白色(5000K前後)を選びました。
色温度の選定ひとつで、家全体の印象が大きく変わります。
配置プランニングのポイント
ライトの高さと角度
ライトの位置が高すぎると全体がぼやけ、低すぎると光が届きにくくなります。
角度も大切で、真正面から照らすよりも斜め下からの方が陰影がきれいに出ます。
家とのバランスを取る
光の配置や明るさは、家の外観デザインと調和させることが重要です。明るすぎるとせっかくのシンプルな外観が台無しになってしまうことも。
夜の外観は、照明ひとつで魅力が大きく変わります。
防犯性、機能性、そして見た目の美しさを両立させるには、照明計画に精通した建築会社と相談するのが最適です。
プロのアドバイスを受けながら進めたことで、私たちの家は昼も夜も魅力的な空間になりました。
照明の演出って、なんだか、おしゃれですよね。
満足度が高く、おすすめですよ。