箱型モダンな外観でスタイリッシュに

箱型モダンの外観に一目惚れ

「無駄を省いたシンプルなデザインが、逆にかっこいい」
私たちが家づくりを考え始めた頃、たまたま通りかかった住宅街で見かけた“箱型モダン”な家に、夫婦そろって心を奪われました。

それは、屋根のラインもなく、飾りもなく、ただ直線だけで構成されたシンプルなフォルム。
それなのに、ひと目見ただけで「この家、センスいいな」と思わせる存在感があったのです。
一般的なデザインではないのですから、只者ならぬ印象を受けたのは当たり前でしょう。

箱型モダンが与える印象とメリット

箱型モダンの外観は、水平・垂直のラインを強調した直線的なデザインが特徴です。
まるで建築物の彫刻のような洗練された佇まいで、「スタイリッシュ」や「都会的」といった印象を与えてくれます。

そして、見た目だけでなく以下のような実用的なメリットもあります。

  • 無駄のない形状でコストを抑えやすい
  • 屋根形状がシンプルでメンテナンスしやすい
  • 間取りの自由度が高く、無駄のない動線が組みやすい

つまり、デザインと機能性を両立できるのが、箱型モダンの魅力だと感じました。

外観設計でこだわったポイント

私たちが設計士さんと一緒に考えた中で、特にこだわったポイントを3つ紹介します。

  1. 外壁はブラック×グレーで高級感を演出
     外壁はブラックをベースに、一部アクセントとしてグレーのタイル調サイディングを採用。
    シンプルな形だからこそ、色と素材感で表情をつけることが大切でした。
  2. 窓の配置を最小限に、デザインを優先
     道路側はプライバシーを考慮して小窓のみとし、生活空間のある南面には大きな掃き出し窓を集中させる設計に。
    外観を損なわず、採光・通風も確保しています。
  3. 玄関ドアとカーポートを一体化
     玄関ポーチとカーポート屋根をフラットにつなげることで、全体のデザインに統一感が生まれました。
    雨の日も濡れずに出入りでき、機能面でも優れています。

暮らして感じた“スタイリッシュな快適さ”

箱型の家は、一見すると無機質に見えがちですが、実際に暮らしてみるとその“シンプルさ”が心地いいんです。
整ったライン、整った空間が、日常の中に余白を生んでくれます。

また、来客の第一声が「この家、カッコいいですね!」なのも密かな喜び(笑)。
住み心地だけでなく、所有する満足感も満たしてくれるデザインだと思います。

まとめ:箱型モダンは「引き算の美学」

家づくりというと、「何を加えるか」を考えがちですが、箱型モダンはむしろ「余計なものを削ぎ落とす」ことで本当の美しさが現れます。
まさに引き算の美学

無駄のないフォルムとシャープな印象、そして機能性まで備えた箱型モダンの家は、シンプルでありながら一歩先をいく暮らしを叶えてくれました。

「長く住んでも飽きない外観がいい」「かっこよく、でも落ち着いた家にしたい」と考えている方には、ぜひおすすめしたいデザインです。