目隠し重視の外観計画

視線を遮って快適な暮らしを実現

家を建てた直後、思った以上に気になったのが「他人の視線」。
我が家は30代共働き、保育園に通う子どもがいる3人家族です。
リビングの大きな窓から庭が見えるのは素敵だけど、通行人の視線が気になって、カーテンを開けられない日が続きました。

視線カットのためのフェンス選び

最初はホームセンターで買った簡易フェンスを設置。
しかし、高さが足りず、プライバシー確保には不十分。。。
そこで外構業者に相談すると、敷地や目線の高さを計算して、以下のような提案がありました。

  • 道路側:高さ180cmの目隠しフェンス(木調樹脂)
  • 隣地境界:適度な高さのメッシュ+植栽
  • 開放感を保ちながら視線は遮断

施工後は、窓を開けても気にならず、風通しも良好。
思い切ってプロに任せて正解でした。

植栽を活かした自然な目隠し

「いかにも囲ってます」という雰囲気が嫌だったのですが、高さがある程度ないと飛び越えて入れてしまいます。
高さを180cmにすると、かなりの圧迫感が出そうだと思っていたので、植栽を組み合わせた提案は嬉しかったです。

プロの選定で導入したのは、

  • ソヨゴ(常緑でやさしい印象)
  • オリーブ(成長が早く目隠し効果あり)
  • 下草で足元の隠れ感アップ

植栽があることで、フェンスだけの無機質さが和らぎ、四季を感じられる庭に変化しました。
お手入れも最低限で済むように工夫してもらいました。

窓まわりの工夫も重要

視線対策は外構だけでなく、建物側にも工夫が必要。
プロからは、

  • 窓の配置と高さ調整
  • 外付けスクリーンやシェードの提案
  • スリット入りの塀で部分的に目隠し
    といったアドバイスが。

最終的には、ウッドデッキ部分にパーゴラ+ロールスクリーンを設置しました。
これで、カーテンを閉めっぱなしの日々とサヨナラできました。

まとめ:快適な暮らしは“視線対策”から

家づくりでは「中の間取り」ばかりに気を取られがち。
でも実際に住み始めて感じたのは、「外からの目線」が想像以上に暮らしに影響するということ。

外構のプロに相談すれば、敷地や家族構成に合った最適な外観プランを提案してもらえます。
「なんとなく落ち着かない…」という方は、視線対策を見直すことで、暮らしが大きく変わるかもしれません。