
景観に溶け込む外観が住み心地を左右する
家の外観は、自分たちの好みだけでなく、周囲の住宅や街並みとの調和も大切です。私たちはモダンなデザインに惹かれて白と黒を基調にしましたが、周囲は温かみのある和風住宅が多く、少し浮いた印象に…。結果、住んでいて落ち着かないと感じるようになりました。
プロのアドバイスで視野が広がる
設計段階で建築士の方に相談したところ、「近隣の住宅と調和しつつ個性を出す方法がある」と提案されました。たとえば、色味を抑えつつ素材で差をつけることで、個性的でありながら周囲に馴染むデザインにできるとのこと。早い段階で専門家に相談していれば…と今でも思います。
デザイン性と機能性のバランスが重要
外観って正直そんなに重要じゃないと思っていました。
お金をかけるのは室内。建築後も、家具などでお金がかかる。
そう思った時、外面は一般的な感じでいいなと思ったのです。
デザインにこだわりすぎると、お金がかかる。多くの時間を過ごす室内にお金をかけたい。
しかし、住み始めてみると、インテリアも大事ですが、外観も毎日見るので、気になることが増えてきました。
外観でお悩みの方へ、私の経験とともに後悔しないポイントをお話します。
デザイン重視で後悔したポイント
おしゃれに見せたくて大きな窓を多く取り入れましたが、日当たりが強すぎて夏は室内が暑くなりがちに。外からの視線も気になり、結局カーテンを常時閉める羽目に…。デザインだけでなく、生活のしやすさや快適性も考慮するべきだったと実感しました。
専門家の提案で快適さがアップ
建築会社の担当者が「デザインと実用性を両立させる方法」を提案してくれました。庇をつけることで日差しをコントロールしたり、目隠し効果のある格子を設けたりすることで、見た目を損なわず機能性も確保。素人では思いつかない工夫がたくさんありました。
将来のメンテナンスまで見据える
メンテナンスコストを考えた素材選び
見た目だけで選んだ外壁材が、実は数年ごとに塗装が必要なタイプだったことを後から知りました。家計に響く出費になり、「最初から長持ちする素材を選べばよかった」と反省しています。
長期視点でのアドバイスが安心に繋がる
建築会社では、将来的なメンテナンスやリフォームのことまで見越した提案をしてくれました。たとえば、色あせしにくい素材やセルフクリーニング機能のある外壁など。プロの目線で長い目で見た提案を受けることで、将来の安心感が格段に違います。
まとめ
家の外観は、日々の暮らしに密接に関わる要素。
デザインの好みだけでなく、周囲との調和や生活の快適さ、そして将来のメンテナンスまで考慮することで、後悔のない選択ができます。
私のように後から気づくのではなく、早い段階で建築会社の専門家に相談することを強くおすすめします。