「あなたの家、なんだかあなたらしいね」──そんな言葉を友人からかけられて、ちょっと嬉しくなったのを覚えています。
私は、住まいの外観に“自分たちらしさ”を込めたくて、新築時にかなりこだわりました。
けれど、外観の印象って、デザインだけで決まるものじゃないんです。
今回は、性格やライフスタイルがにじみ出る外観の作り方をテーマに、私の体験談を交えてお話しします。
第一印象は「玄関まわり」で決まる
玄関の佇まいは、その家の性格
玄関ドアのデザインやアプローチの雰囲気は、訪れた人に大きな印象を与えます。
我が家では、ウッド素材の温かみあるドアと、緩やかなスロープのアプローチにこだわりました。
ナチュラルで柔らかい雰囲気を演出することで、来客がリラックスできるように工夫しました。
建築会社の提案で印象が一変
最初は無難な金属系ドアを選んでいましたが、建築士さんから「家の第一印象を左右するのは玄関まわりです」と助言があり、素材とデザインを再検討。
自分たちが好きなデザインが今の流行りとマッチしませんでしたが、関係ありません!笑
結果、我が家らしさを反映したデザインに仕上がり、満足度がぐんと上がりました。
外壁の色と質感が与える“人柄”のような印象
明るい色で親しみやすさを演出
白やベージュなどの明るい外壁は、開放的でフレンドリーな印象を与えます。
逆にダークカラーは、落ち着きや重厚感を演出。我が家は「人を招くのが好き」というライフスタイルから、明るいトーンを選びました。
素材選びでセンスがにじむ
質感もまた、印象に大きく関わる要素です。
ざらっとした塗り壁は、手仕事感や温かみを強調できますし、タイルや金属系素材は、モダンで都会的な印象に。
建築会社からは「近づいたときの表情が大事」とのアドバイスがあり、質感にも気を配りました。
「人を迎え入れる家」になるために
外構との一体感が家の印象を左右する
家そのもののデザインだけでなく、外構との統一感も非常に重要です。
玄関アプローチや庭の植栽などが外観と調和していないと、どこかちぐはぐな印象に。
私たちは建築会社と外構まで一貫して相談することで、家全体の印象を整えることができました。
外観は“自己表現”でもある
住まいの外観は、住む人の価値観や美意識を映す“顔”のようなもの。
だからこそ、見栄えの良さだけでなく、自分たちが誇れるかどうかが大切です。
専門家のサポートを受けながら、自分たちの性格やライフスタイルに合ったデザインを考えることが、失敗しない家づくりにつながると実感しました。
まとめ
家の外観は、日々の気分や来客の印象にも関わる重要なポイントです。
単におしゃれなデザインにするのではなく、自分たちの性格や暮らし方を映し出す“個性ある外観”を目指すことが、満足度の高い家づくりへの第一歩。
ぜひ、信頼できる建築会社とじっくり相談しながら、“あなたらしい家の顔”を作ってください。
自分たちが満足することにこだわるといいと思います!